もうクリスマス・年末の時期になってしまいましたが、2015年の紅葉の写真を掲載します。
訪れたのは導了尊の名で知られる大雄山最乗寺。関東三十六不動の札所でもあります。最初に訪れたのは関東三十六不動巡礼で、その時にこのお寺がいたく気にってしまったので、再訪したというわけです。
札所めぐりの様子はこちらでご覧ください関東三十六不動霊場二番札所∥大雄山最乗寺
導了尊が気に入った理由
新宿から小田原までロマンスカーに乗ると、小旅行気分が味わえる
たとえ日帰りでも特別な特急に乗ると気分が違います。今までは西武線のレッドアロー一辺倒でしたが、密かに小田急ロマンスカーも気になっていたのでした。こういう電車だと酒飲めるのが良いですよね。
ただし、残念だったのはロマンスカーのシートに肘掛がなかったこと。ロマンスカーって通勤に使う人も少なくないから一人客同士が隣り合わせになる確率も少なくないワケで。ゼッタイ肘掛あった方がいいと思います。
小田原から乗り継ぐ大雄山がのんびりしたローカル電車で気分が良い
2~3両編成のローカル電車は、1時間に3本くらい走っているし、地元客もかなり乗っている地元の足なんですが、運が良ければクロスシートの車両に乗れます。
最寄りの大雄山駅から最乗寺までの道「天狗の小径」がすばらしい
大雄山線の終点大雄山駅から少し歩くと朱塗りの仁王門が見えてきます。ここは目的地の導了尊の中門にあたるのですが、この先から導了尊まで「天狗の小径」という遊歩道が続いてまして、車道とは完全に分離され、巨大な杉の並木を木漏れ日を浴びながら続く歩道は植栽もとてもよく手入れされ、どういう土を使っているのかは知りませんが、半分くらいはテニスコートの柔らかいのみたいなプニプニした道で感触が何とも面白いのです。
別名「大雄山あじさい街道」として、初夏にはアジサイが見事だそうです。
巨木に囲まれたお寺のたたずまいに魅了された
目的地の導了尊は広大な堂宇を擁する立派なお寺です。杉の巨木の中、長い長い急な階段(350段以上)を上ったところの奥ノ院は、1000メートル級の明神が岳を経て箱根仙石原に至るハイキングコース(登山コース?)に続いています。
三門(浄土宗は山門ではなく三門というケースが多いようです)をくぐり、正倉院っぽい校倉造にシビをいただいた宝物殿の手前から瑠璃門に上る階段横の紅葉が一番有名みたいです。
境内にもピークにはまだ早いけれども色づいた紅葉が所々に。緑とのグラデーションも、これはこれでキレイでした
自然に溶け込んだような境内には造りこんだ流れもありました
帰り道天狗の小道を下り終えたらこんな風景
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