JUKIの家庭用コンピュータミシンを購入し、自慢の手ぬぐいコレクションを使った創作活動にいそしみ始めてわずか3日。使用中に突然スタートボタンが使用不能を示す赤色点灯になり縫えなくなってしまったトラブルを自力(修理に出さないでという意味ね)解決することができたので、共有します。
使用機種:JUKI コンピューターミシン f250-J
今回トラブルに見舞われたミシンは、JUKI の家庭用ミシン f250-J 。大型手芸店「クラフトハートトーカイ」で購入しました。
f250-Jは、JUKIのメーカー品をベースにしたトーカイグループのオリジナルモデルだそうです。
ミシンについてのレビューはほかのページ譲りますが、店員さんによると、布送りの仕組みに工業用ミシンと同じ方式を使用しているとかで、手ぬぐいやガーゼを使用して小物を作りたい私の場合は、薄地でもスムースに縫えるとのお墨付き。というわけで、お値段は税込み76,780円也。ただし年会費550円を払って会員になり、63,184 円(会費を足すと63,734円ね)の会員価格で購入しました。さらにキャンペーン中で6,000円相当のワイドテーブルが付いてきましたよ。
でも、この記事を書くためにAMAZONで調べてみたら、なぜか、61,424円… どういうこと?
せっかくトラブルを解決したのにちょっとフクザツな気持ちになったんですけど…。とにかく、スタートランプ赤点灯問題について話を進めます。
現象:縫おうとしたらスタートボタンが赤く点灯したままで、縫い進められない
購入後3日ほどで配送されてきたミシン。使い始めて数日目のこと。同じ布の縫う個所を変えて縫い始めようとしたら針が1往復したあと「ピピ」っとアラームらしき音とともに針の動きがストップ。見てみるとスタート・ストップボタンが赤く点灯したままで使用可能状態の緑色に変わらない。通常は押さえを下に下げるとボタンは赤から緑になるはず…。
とりあえず送り歯のところに糸くずやほこりが詰まっていないか、上糸・下糸は正しくセットされているか、などを試してみても状態は変わりませんでした。
モーターの過熱や逆に温度が低すぎて安全装置が働いてしまったことも疑って、電源を切ってし時間をおいてみましたが、効果なし
取扱説明書は何の役にも立たなかった
次に取扱説明書の「故障かなと思ったら」を紐解くことに。
「スタート・ストップボタンを押してもミシンがまわらない(ランプはつく)」という項目があり、これに対しては押さえのつけ間違いか、針が釜の中に落ちてしまっていることがが原因と書いててありましたが、押さえは正しくついていますし、針の脱落もありません。
そもそも上記の症状は「ランプがつく」と書かれていますが、ここは「ランプが正しくついている=スタート・ストップボダンは緑色」ことを意味していそうです。もちろん念のため押さえを何度か付け直してもみましたが、それでも変わらず
というわけで、取扱説明書には該当の症状(スタートボタンが緑色に変わらず縫い始めるいことができない)の記載がないことになり、解決には至りませんでした。。
解決方法:最終的に救ってくれたミシン修理サイトとYahoo知恵袋
次に頼るのはgoogle先生です。「JUKI ミシン スタートボタン 赤点灯」 で検索開始
「小さなミシン修理専門店」原因解明
「JUKI ミシン スタートボタン 赤点灯」 でググったところトップにヒットしたのが、「小さなミシン修理専門店」のサイト。ミシンの修理屋さんが実際に修理を行った記録をブログで公開しているサイトです。
上記の修理記事は私のミシンとは違う機種ですが、症状は同じ感じ。「そう、これこれ、この症状!!」と記事を読み進めていくと、布抑えの状態を検知する「押さえセンサー」なるものの不具合とのこと。押さえが下りていないと認識されているので、GO状態にならないんでしょうね。
で、そこはプロの修理屋さんですから、センサーを取り外してメンテナンスして無事解決されたようですが、当然ながら一介のユーザーではそんな芸当は無理!
「これは修理屋さん案件?、いやいや、まだ買って3日だから初期不良?いずれにせよ修理に出さなきゃだよなぁ。。。保証期間中だから修理代はかからないけど、トーカイの人は修理は持ち込みって言ってたな、、クルマないのにどうしよう、はぁぁぁぁぁっ」と暗澹たる気持ちに。
Yahoo知恵袋で最終的に解決
それでももうちょっと探ってみようと、さらにさきほど「小さなミシン修理専門店」がヒットした
「JUKI ミシン スタートボタン 赤点灯」
の検索結果ページをさらに見てみてたどり着いたのがYahoo知恵袋
押さえレバーを上げ下げすると解決するとか。でも、ここまでの過程で何回か押さえを上げ下げしているけど治っていないんですけど。
と、ここまで読んで「はっ!」と気が付いた。一番下の回答に「押さえレバーをいっぱいまで上げ下げしてみて」と書いてあることに。
他の機種は不明ですが、私の使っているJUKI f250-Jは、厚物用に押さえが2段階で上がるようになっているのでした。さっきまでは1段階しか上げ下げしてなかったので、「いっぱいまで」というのはもしかして…
押さえレバーを最上段まで上げ下げすることで解決
そして光明は差しました!!
押さえレバーを2段階目まで上げてから下まで下げてみると、スタートボタンが緑色になり、無事解決しました!
スタートボタンが緑色になりましたので、無事ミシンは復旧し、縫うことができました。
めでたしめでたし
押さえレバーをおろしてもスタートボタンが赤いままなのは、押さえセンサーの不具合が原因
以上、JUKI家庭用ミシンの不具合とその解決例として、一人でも同じ症状の人が救われるように、私の体験を共有しました。
今回は押さえセンサーの不具合という電気系統的(?)なものでしたが、今後同じことが繰り返し起こることは大いに考えられます。本当は買ったばかりの機械なので初期不良を疑って交換してもらうほうが良いのかもしれませんが、とりあえずこのまま様子を見ることにします。
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