またまた特別展は長蛇の列だった
東京国立博物館東洋館で色々な物を撮影してきたおよびイケメンすぎるガンダーラの仏像たち
で2015年4月のとある日に国立博物館東洋館で撮影した写真を掲載しましたが、今度は国立博物館本館に撮影に行ってきました。前回は東洋館でイケメンガンダーラ仏像に浮かれまくって本館に達したときにはカメラのバッテリーが尽きてしまったもので。。。
人が少ない&ガラスに指紋がついてないコンディションがベストに違いないので、とある日曜日の開館の9時半に着くように出発。しかしながらその日は特別展「鳥獣戯画」が開催されており、開館時点で鳥獣戯画展は2時間の入場待ちだそうな。
恥ずかしながらワタクシ、博物館に通うようになったのはつい最近でして、GWに江戸東京博物館に行った時も特別展(大関ヶ原展)が入場2時間待ちだったりして、博物館ファンの方はたくさんいらっしゃるんだなぁ、と感心したものでございます。
今回の目的の一つは日本の仏像
さて、この日の私の目的は本館なので、特に待たずに入場し、入ってすぐ右の日本の仏像コーナーをはじめとして色々撮ってきました。今回は開放絞りF2.8固定の望遠ズームを装着。明るいのはよろしいのですが、望遠つけてるとついつい高倍率に走ってしまい、またまた手ブレの洗礼を浴びてしまいました。中々思った通りの写真は取れないものです。
日光菩薩踏下像(重要文化財)
にっこうぼさつふみさげぞう。阿弥陀如来の脇侍として有名な日光菩薩です。木心乾漆造・漆箔で、京都の高山寺にあったもので、奈良時代の作だそうです。像高56.1cm。切れ長の目と柔らかい眉、ふっくらとした頬ですね。
釈迦如来坐像
しゃかにょらいざぞう、平安時代の9~10世紀の御作だそうです。ちょっぴり茶目っ気を感じる表情、毛量多めですね。
四天王眷属立像( 南方天眷属 重要文化財)
してんのうけんぞくりゅうぞう 仏法を守護する四天王(増長天、広目天、多聞天、持国天)の眷属の像で、南方天眷属とあるので増長天の眷属でしょうか?鎌倉時代の仏師康円の作だそうです。ひょっとこの原型かと思われるような顔つきですね。
大日如来坐像
だいにちにょらいざぞう 平安時代(11~12世紀)のものでヒノキの寄木造りだそうです。智拳印を結んでいるので、金剛界大日如来でしょうか、大日如来の割にはアクセサリー少な目でシンプルな装いとなっております。
木造天王立像
もくぞうてんのうりゅうぞう 京都府亀岡市・大宮神社伝来のヒノキ一木造りの像で、平安時代(10~11世紀)の作、
釈迦涅槃像(重要文化財)
しゃかねはんぞう 鎌倉時代の作で木造、奈良の岡寺の所蔵品だそうです。タイとかでは結構巨大で金ぴかの釈迦涅槃像がありますが、日本では釈迦涅槃は絵画が多く、像は中々珍しいものだそうです。なのにガラス張りにせず、間近で見ることができます。
まだありますが、長くなったのでページを分けます
再度国立博物館に赴き、今度は本館の仏像を撮ってきた②
コメント