Youに人気の盆栽は一体全体どうやって撮影するのがセオリーなのか?

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趣味(御朱印収集&写真撮影)と実益(ダイエット&お金のかからないレジャー)を兼ねたハードウォーキングを常々敢行してまいりましたが、ネタ切れ感が否めなくなってきて先達の知恵に頼ることにしました。早い話が本を買ってみたということですね。

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その中の「見沼代用水」にココロ惹かれ、出かけてきました。私の母校は浦和市にありまして懐かしい思いもありました。JR宇都宮線(昔は東北線って言ってたけどいつのまに変わったんだろう)東大宮で下車し、用水路沿いに歩いて武蔵野国の一の宮氷川神社まで行こうというコースです。

途中、大宮公園の隣に「盆栽町」という町があります。察しが良い方はお気づきだと思いますがここは盆栽農園が集中しているところで欧米をはじめとする外国人盆栽マニアの聖地になっているそうです。

その中に「さいたま市大宮盆栽美術館」という施設がありまして、そこに行ってきました。ジオラマ撮影好きの私としては盆栽もミニチュア美の芸術だと、予てから少なからず興味のあるものでした。

中には大物の盆栽(多分億クラス)が床の間ふうにしつらえられた空間に飾られていて、説明パネルも充実していてしばし時を忘れて目の保養をさせていただきました。

直接盆栽のことではありませんが、和室には「真」、「行」、「草」と格式の違いがあり、それぞれの和室を再現して開設したコーナーがあり、これは大変勉強になりました。書道の「行書」、「草書」とも何やら関係があるのでしょう、きっと。

さて、展示室内は撮影禁止、さらに池や灯篭を配した庭園もあるのですがここも撮影禁止。ただし一か所だけ撮影OKの屋外コーナーがありました。10鉢ほどの盆栽が展示されていましたので、お言葉に甘えて盆栽撮影にチャレンジしてみましたが、これが何とも難しいものでありました。

まず、全体のバランスを考えて作り上げられる盆栽に敬意を表し、ここは全体をフツーに写すのがまっとうでしょう。

全体を撮ってみた

盆栽美術館

盆栽美術館

盆栽美術館

盆栽美術館

なんか面白くないですよねぇ、背景がゴチャついているのもありますし、野放図に広がっているというか、おっきいんだか小さいんだかのスケール感もあまりないし

なので、色々アップで撮ってみました。

まずは葉のアップ

盆栽美術館
盆栽美術館
盆栽美術館
細かく波打つ枝のクネクネ感、葉っぱの密集感を表したいと思いましたが、どうでしょう?この日は標準ズームしか持ってなかったので被写界深度浅く撮るのは難しかったのですが、仮に持っていたとしてもなんというか花と違って小さなポイントを絞り込んでいったら盆栽っぽさがなくなると思いますし。。。

次に枝のアップ

盆栽美術館
盆栽美術館

盆栽美術館

枝をアップにしちゃうとミニチュアっぽさが薄れてしまいますね。一番下の写真は土の部分も取り込んでみましたが、バックのよしずがないと普通に木の根元を撮ったみたいに見えるのでしょう。

最後に根のアップ

盆栽美術館

盆栽美術館

盆栽美術館

盆栽美術館

実はここに展示されている盆栽はすべて根元の部分にホカロン風の物体が置いてあって、おそらく肥料なのでしょう。根を写すともれなくそれも映ってしまうのです。修正できるものはlightroomで修正して消しました、盆栽であることを証明するために鉢を入れたアングルで撮ったものもあったのですが、あまりにもホカロンがアレなのでトリミングせざるを得ませんでした。なので一番下の写真なんか盆栽感ゼロですね。

結論からいうと盆栽撮るのって難しいです。もちろん腕が悪いのはわかっておりますとも。もう少し勉強してから出直さないといけないなと思いました、以上!

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akajin

東京在住50代、ウォーキング、御朱印集め、写真撮影と現像、70年~80年代の少女漫画(りぼん・別マ派)、中国語学習などが趣味。
遠くない将来に愛媛に移住して下宿屋と海の家を営みながら四国八十八か所巡りをしようと画策中。

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