関東三十六不動霊場十五番札所∥明王山宝仙寺

東京散歩
  • 名称 明王山宝仙寺
  • ふりがな みょうおうざんほうせんじ
  • 住所 東京都中野区中央2-33-3
  • 宗派 真言宗豊山派
  • 札所本尊 中野不動尊
  • 童子 師子慧童子(ししえどうじ)
  • 公式サイト http://www.housen.org/

開創は平安時代の後期で八幡太郎源義家によるもの。義家の持仏が本尊不動明王となりました(秘仏)。なんとこの不動明王は奈良の東大寺を開山した僧良弁の作と伝えられています。鎌倉時代、あまりの霊力の強さから秘仏とされたことにより、本堂にはこの秘仏に代わり、不動明王を中心とした五大明王像(降三世明王、軍荼利明王、金剛夜叉明王、大威徳明王)が安置されています。

江戸時代には徳川将軍家が鷹狩りに出た際の休憩所としても利用され、明治から昭和にかけて中野の役場(役所)も置かれたという由緒ある古刹、昭和初期には仏教の精神を取り入れた学校を開設し、現在も幼稚園から大学までを備える宝仙学園が境内に隣接しています。

本堂、どことなく唐招提寺を思わせる

本堂、どことなく唐招提寺を思わせる

仁王門の金剛力士像。吽型

仁王門。後方にそびえる巨木もかなりのスケール

仁王門の金剛力士像。吽型

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石臼塚。中野は江戸で消費されるそば粉製粉の拠点だったとは以外

石臼塚。中野は江戸で消費されるそば粉製粉の拠点だったとは意外です。

三重の塔、戦災で焼失たものを平成になって再建。丹塗りの柱が印象的な飛鳥様式で内部には胎蔵界⁵五仏が奉納されている

三重の塔、戦災で焼失たものを平成になって再建。丹塗りの柱が印象的な飛鳥様式で内部には胎蔵界⁵五仏が奉納されている

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15中野不動尊御朱印

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