- 名称 竹園山最勝寺教学院
- ふりがな さいしょうじきょうがくいん
- 住所 東京都世田谷区太子堂4-15-1
- 宗派 天台宗
- 札所本尊 目青不動尊
- 童子 阿婆羅底童子(あばらちどうじ)
江戸五色不動の一つ、札所本尊の目青不動は、元々麻布にあった正善寺(観行寺)の本尊で、第3代天台座主慈覚大師円仁の自作像の秘仏です。前立本尊は青銅製で江戸時代のもの。
今現在目青不動尊をまつる教学院は鎌倉時代の創建で、数回の移転を経て青山で主に同心の崇敬を集めていました。明治になり、元々目青不動尊があった正善寺(観行寺)の廃寺に伴い、目青不動は教学院に移りました。そして明治42年に教学院自体も青山から現在の世田谷区に移り現在に至っています。
昭和の香りを残した世田谷線の三軒茶屋駅の近くにあります。
天上界と地上界にたなびく雲(空)の青から天と地をつなぐ色として「縁結び不動尊」の異名を持ちます。青山にあった寺だから目青という説もあるようです。
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