国立博物館で実施されている特別展「インドの仏」展に行ってまいりました。

国立博物館の常設展示物は結構写真が撮れるという情報を以前小耳にはさみ、隙あらば行ってみたいと思っていたんですが、特別展が人気のあるものだと土日は入場制限がかかって1時間以上入場待ちになることもあって、自分が博物館の趣旨を逸脱した目的の持ち主であることを棚に上げて
「どうせ特別展は撮影禁止なんだから常設展だけで充分なのに」
などとヤサグレた日々を過ごしておりましたが、今回はインドの仏像が展示されるとあって非常に興味をそそられたので、上野公園のお花見騒ぎも落ち着いたとある土曜日に重い腰を上げてみました。

今回の「インドの仏展」は、幸いにも入場制限もなく、そこそこの賑わいで、ガンダーラ仏像やマトゥーラ仏像など、日本の仏像を見慣れた目には、いささか衝撃的な仏様たちを堪能できました。

どこが衝撃的かというと、そりゃもうガンダーラ仏像のヘレニズム文化の影響を受けた「バタ臭い顔立ちとソフトマッチョなスタイル、そしてヘアスタイルがパンチ(螺髪)じゃない」ところですな。
マトーラー仏像は肩幅広くウエストがくびれた極端なギャクサンでした。こちらはパンチ(螺髪)ありです。

言葉では説明しにくいので、本来の目的である写真撮影を実施すべく、特別展が催されている表慶館と本館前庭を挟んで向かい合う「東洋館」にようよう赴き、撮影可能な物を撮ってまいりました。(特別展は撮影禁止なもので)
それでは、ご覧ください!

釈迦如来

toyokan-16 どうですか?これ、お釈迦様です。脇に控えしは、帝釈天と梵天
toyokan-12横顔のアップです。鼻が高いですねぇ、彫りが深いですねぇ、そして何より!!螺髪(パンチ状の髪型)じゃない、ウエーブヘアです。三十二相八十種好(聖☆おにいさんいわく「天部の後付け設定」)無視?喉のシワもないし。

toyokan-13 そしてこのポーズ。印を結んでませんねぇ。。。

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(弥勒)菩薩

toyokan-17 肉体派というか、なんというか、、、口髭生えてるし、、、。日本の有名な京都広隆寺の弥勒菩薩は足を組んで座り頬杖をついている半跏思惟像が有名で、その思索的で草食系なイメージとのギャップがありすぎ。時代が下ると弥勒菩薩の化身が布袋であるとされるようですが、それを予感させるハラまわりです。

toyokan-18ブレててすみません。お顔のアップをどうしても乗せたかったんですが、ブレてしまいました。だから明るいレンズが必要だって、、、

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フジカラーデジカメプリント1枚12円、ソフト不要でオンライン注文。コンビニ支払いOK。

大日如来(?)

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装いのゴージャスさ、智拳印から大日如来と思われます。それにしても一番目の釈迦如来といい、この大日如来といい、手の造形がちょっとアレな気がするんですけど。

おまけ

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釈迦(ゴータマシッダールダ)誕生のレリーフ。有名な「母の右脇から生まれ落ちた」というアレ。

 

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そして誕生した釈迦は、東西南北にに七歩ずつ歩き、片手で天を、もう一方の手で地を指し「天上天下唯我独尊(てへっ)」と唱えたという。(同じ東洋館に展示されていた韓国の仏像)

この東洋館では、調子に乗って他にも色々撮ってきたので、別のページでご紹介します。
東京国立博物館東洋館で色々な物を撮影してきた

後日、もう一度国立博物館に行って撮影をしてきました。もちろんブレブレの弥勒菩薩のリベンジにも臨みましたが、その結果やいかに?
リベンジできたか?ガンダーラのイケメン仏像
再度国立博物館に赴き、今度は本館の仏像を撮ってきた①
再度国立博物館に赴き、今度は本館の仏像を撮ってきた②