亀戸天神社は学問の神様菅原道真をまつった下町の天神さま

東京十社

本社太宰府天満宮にならった造り

東京で天神様=学業成就の神社といえば文京区の湯島天神が有名ですが、こちら亀戸天神も本社太宰府天満宮に対し「東宰府天満宮」、「本所(このあたりの地域の名前)宰府天満宮」などと呼ばれていた由緒ある神社です。ちなみに亀戸天神社・湯島天神・谷保天満宮(国立市)は「関東三大天神」あるいは「江戸三大天神」と呼ばれているそうです。(国立は江戸?)
湯島天神は近くに湯島聖堂があり東大にも近く、住所も文京区で何やらアカデミックな香りがするし、国立も文京都市の色濃い地域です。それに対し江東区亀戸という立地は学問の神様の所在地として若干不利な感は否めませんが(実際”下町の”天神様の異名もあり)、本社にならった社殿、回廊、心字池、太鼓橋、そして藤棚や梅林など大変風情のある境内になっています。特に藤は有名で毎年この時期には藤まつりが開催され、たくさんの露店も並びます。近くにはくずもちで有名な「船橋屋」もあり、参拝帰りのお客さんでにぎわっています。

スカイツリーでユニークな景観になった亀戸天神

亀戸天神社境内東京スカイツリーができてから、社殿のバックにスカイツリーがそそり立つという景観が生まれました。びっくりするほど近くにスカイツリーを見ることができます。
亀戸天神の東側には「横十軒川」が流れています。南北に流れるのに横とはちょっと面白いですが、一説によると江戸では地図を書くとき西を上にしたので、南北に流れるこの川は当時の地図で見ると横向きだからこの名前になったということです。川というよりは運河といった趣で、この川を北に向かい突き当たりが「北十軒川」で、この川は逆さスカイツリーが写ると話題になった川です。

亀戸天神社の藤棚

藤まつりの時期の藤棚。花の色合いもさることながら、枝の様子が幽玄。

亀戸天神社由緒書1

いただいた亀戸天神社の由緒書

亀戸天神社由緒書2

亀戸天神社由緒書

亀戸天神絵馬

東京十社のミニ絵馬。やはりこの神社のシンボルである藤と太鼓橋、心字池が描かれています。

御朱印は東京十社専用御朱印帳にいただきました

亀戸神社御朱印

亀戸天神社データ

社名
亀戸天神社
ふりがなかめいどてんじんしゃ
創建1646
別名亀戸天神,東宰府天満宮,亀戸宰府天満宮,亀戸天満宮,亀戸神社
住所東京都江東区亀戸3丁目6番1号
御祭神天満大神(菅原道真),天菩日命
ふりがなてんまだいじん(すがわらのみちざね),あめほのひのみこと
神徳学問
公式サイトhttp://kameidotenjin.or.jp/
位置35°42'10.6"N 139°49'14.6"E

東京十社東京散歩
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akajin

東京在住50代、ウォーキング、御朱印集め、写真撮影と現像、70年~80年代の少女漫画(りぼん・別マ派)、中国語学習などが趣味。
遠くない将来に愛媛に移住して下宿屋と海の家を営みながら四国八十八か所巡りをしようと画策中。

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