ヤマトタケルを火事から守り、霊山に導く
long long ago,景行天皇の御代のことじゃった。ヤマトタケルの尊が東国平定の際宝登山で遥拝をしようと共の軍勢を従えて山を登っていたところ、山火事に遭い絶体絶命の危機に陥ってしまった。するとどこからか現れたたくさんの犬が勇猛果敢に火を消し止めた。そして感謝する尊一行を山頂まで先導するといずこともなく消え去った。そこで尊は犬たちは神の使いであると感謝し、この山を「火止山(ほどさん)」と名付け三柱の祭神をこの地にお祀りしたそうな。
その後平安時代の初めごろ、宝珠が火止山の山頂に飛んで行ったというミラクル現象が起こったことから現在の「宝登山」の名になったそうです。
ロウバイでも有名な宝登山山頂にある奥宮
宝登山奥宮は由緒の中でヤマトタケルが三柱の祭神を祀った神社発祥の地で、神社の裏手にからロープウエイに乗って手軽に行けます。山頂付近にはロウバイ園があり、寒い中かすかに春を告げる花としてよくテレビにも登場する場所です。
御由緒とご祭神が示すように、火に関するご利益で知られています。
宝登山神社データ
- 社名 宝登山神社(ほどさんじんじゃ)
- 住所 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828番地(奥宮:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞2209
- 主祭神 神日本磐余彦尊 (かんやまといわれひこのみこと、神武天皇)、大山祗神 (おおやまづみのかみ)、火産霊神 (ほむすびのかみ)
- 公式サイト http://www.hodosan-jinja.or.jp/
- 秩父三社
御朱印
「奉拝」ではなく「登拝」と記されるのが特徴です
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