本社は千葉県の洲崎神社で、ここのご祭神を源頼朝が勧請したといわれています。同じく海に近いこの神社を海上交通の安全の守護神としました。当時は本社が洲崎大明神といったので、ここもまた品川大明神とされました。
その後、鎌倉時代にはウガノメノミコト、江戸時代にはスサノオノミコトを勧請し産業、風水害、疫病、歌謡の守護神ともなっています。
「イチコク」として有名な大幹線道路国道15号線沿いに立つ鳥居は左右の柱にそれぞれ登り竜と下り龍が掘られた個性的な石造り。双竜鳥居といって、東京には三か所しかないそうです。その横に福々しい大黒様の石像が笑顔をふりまいています。
旧東海道にも是非立ち寄ってほしい
またここは東海道最初の宿場品川宿の鎮守でもあり、現在も国道15号線と京浜急行の線路を越えた向こう側の京急新馬場商店街は旧東海道の品川宿筋にあたり、2012年景観の整備事業が完成した現在は街道筋の風情を残した商店街になっています。対して神社の裏手の高台は御殿山、高輪など高級住宅街になっています
御朱印は東京十社専用御朱印帳にいただきました
品川神社データ
社名 | 品川神社 |
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ふりがな | しながわじんじゃ |
創建 | 1187 |
住所 | 東京都品川区北品川3-7-15 |
御祭神 | 天比理乃命,素盞嗚尊,宇賀之売命 |
ふりがな | あめのひりのめのみこと,すさのおのみこと,うがのめのみこと |
その他 | 東海道品川宿鎮守 |
位置 | 35°37'06.4"N 139°44'22.6"E |
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