関東三十六不動霊場二十一番札所∥薬研掘不動院

東京散歩
  • 名称 薬研掘不動院
  • ふりがな やげんぼりふどういん
  • 住所 東京都台東区寿2-5-2
  • 宗派 真言宗智山派
  • 札所本尊 薬研掘不動尊
  • 童子 大光明童子(だいこうみょうどうじ)
  • 公式サイト http://www.kawasakidaishi.com/about/yagenbori.html

薬研堀は、昔のこのあたりの地名です。ご想像通り堀がありました。神田川が隅田川にそそぐ「柳橋」のちょっと下流です。なぜ薬研堀といったのか、それは堀がVの字に掘られていて、その形が薬研に似ていたから。
そして薬研とは何ぞや?それは昔漢方の薬を作るときに薬草をすりつぶした道具です。よく時代劇のお医者さんがゴロゴロやっているアレです。あれの舟形の桶というか皿というか、それの形に似ているからなんだそうです。さらに焼き鳥の「やげんナンコツ」もナンコツの形がこの薬研に似ているからです。
その薬研堀も今は埋め立てられ、あたりは小規模オフィスやマンションが立ち並ぶ、日本橋と名のつく町名ながら少し静かな場所になっています。

そんな町の一角にいきなり八角屋根の宝塔が現れます。それが薬研堀不動院です。おそらく関東36不動の中で一番こじんまりしています。でも、目白不動、目黒不動と並び称される江戸三大不動の一つなのです。
元々は平安時代の末期に真言宗の高僧が自分の厄年が大過なくすぎたお礼として一刀三拝(一彫りするごとに三回礼拝する)して彫ったもので、和歌山県の根来寺にありました。その後根来寺は豊臣秀吉によって焼き討ちに遭いました。その際、根来寺の僧が不動明王様を守ってこの地までやってきて、この地にお堂を建ててお祀りしたそうです。
現在は、川崎大師の東京別院になっています。
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年末には周辺に「年の市」が立ち、周辺には服飾の卸業者が多いことから服飾品をはじめとした露店が並びます。また、この地域は神田明神の氏子地域でもあり、2015年の神田祭ではここの町内神輿が12年に一度の「お船渡御」を行うなど、江戸の年中行事が今も受け継がれています。
お船渡御の様子は遷座400年記念の神田祭で12年ぶりの船渡御を見ることができたをご覧ください

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東京在住50代、ウォーキング、御朱印集め、写真撮影と現像、70年~80年代の少女漫画(りぼん・別マ派)、中国語学習などが趣味。
遠くない将来に愛媛に移住して下宿屋と海の家を営みながら四国八十八か所巡りをしようと画策中。

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