- 名称 阿遮山寿不動院
- ふりがな あしゃさんことぶきふどういん
- 住所 東京都中央区東日本橋2-6-8
- 宗派 真言宗智山派
- 札所本尊 浅草寿不動尊尊
- 童子 小光明童子(しょうこうみょうどうじ)
江戸時代の初め、八丁堀にありましたが、後に現在の地に移ってきました。当時このあたりは浅草八軒寺町といったそうで、お寺のたくさんある地域だったのでしょう。札所本尊の浅草寿不動尊及び両童子は良弁作(!)だそうです。良弁、何度も出てきますが奈良の東大寺の初代別当ですな。
この良弁作の不動明王像は江戸時代のはじめは平戸藩松浦家の江戸屋敷にあったようです。その松浦家の屋敷の鬼門に阿遮山寿不動院があることからこのお寺に不動尊をお祀りすることになりました。そして松浦藩は寄進を行い、平戸にゆかりの人物を住職に据え、松浦家の祈願所となったそうです。
浅草というより河童橋に近く、古い住宅やお寺が立ち並ぶ一角にあります。不動明像を中心とする内陣は本堂の2階にあります。
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