- 名称 龍光山三高寺正寶院
- ふりがな りゅうこうざん さんこうじ しょうぼういん
- 住所 東京都台東区竜泉3-11-11
- 宗派 天台宗
- 札所本尊 飛不動尊
- 童子 法守護童子(ほっしゅごどうじ)
- 公式サイト http://tobifudo.jp/
「飛不動」の名前で有名な龍光山三高寺正寶院は室町時代の創建。開創は天台宗の修験僧です。やはり修験道とお不動様は切っても切り離せないですね。熊野での修行の後諸国を回っていた開祖がこの地で宿を取った時、夢に立ち昇る龍を見て宿を提供してくれた人々へのご利益と自身の旅の安全を願い刻んだお不動様を奉安したのが始まりだそうです。
飛ぶ龍の夢にちなんだ飛不動様は、その由来と名前から旅人の守り神、そして現代では空路の安全を守ってくれるお不動様として「空飛ぶお不動様」として有名で、今は飛行機モチーフがついた「飛行護」も授与してもらえます。また「飛ぶ」ことから「ゴルフ護」もあります。さらに「厄を飛ばす」「飛ぶから(試験に)落ちない」など、様々なご利益を求めて人々が訪れます。
空の安全は現在では宇宙にも及び、映画にもなった小惑星探査機「はやぶさ」のノンフィクションを書いた山根一真さんの奉納写真も飾られています。
他の札所では見なかったのですが、このお寺の本堂前には関東36不動観音霊場の総合パンフレットが置いてありました。そして差し替え御朱印帳の表紙もこちらで買うことができました。
お寺のWebサイトはお寺の紹介はもちろんのこと、仏教についてとても詳しく・わかりやすく書かれていて、特に形から引く梵字字典ではたくさんの仏様の種字(その仏様を梵字一字で表す)が紹介されていて、バイブル(!)にしようと思います。
ご本尊のご開帳は12年ごとの酉歳に行われます。
コメント