昭和新撰江戸三十三観音霊場7番札所∥柳井堂心城院

山門から本堂をのぞむ。こじんまりしているが、見どころの多いお寺

山門から本堂をのぞむ。こじんまりしているが、見どころの多いお寺

  • 名称 柳井堂心城院
  • ふりがな りゅうせいどうしんじょういん
  • 住所 東京都文京区湯島3-32-4
  • 宗派 天台宗
  • 札所本尊 十一面観世音菩薩
  • 公式サイト http://www.shinjyo-in.com/
  • 別名 湯島聖天

学問の神様で有名な湯島天神に至る「男坂」のふもとにあります。湯島天神の別当職(神社の管理をする人)喜見院の住職が、元禄時代に湯島天神のご祭神である菅原道真が信仰していた歓喜天を湯島天神内に奉安したのがはじまりです。その後明治の廃仏毀釈によりこの喜見院は廃寺となり、廃寺を免れた柳井堂心城院が受け継ぎました。

このご本尊は聖天様(歓喜天)は本山比叡山から勧請した慈覚大師作と伝えられるもので、あまりの霊力の強さから絶対秘仏(聖天様な絶対秘仏の場合が多いようです)です。札所本尊の十一面観音は歓喜天の本地仏(元々の仏)です。

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心城院縁起。表紙にも二股大根と巾着袋が。

聖天様のご利益のシンボルである二股大根と巾着袋がこのお寺のモチーフとして境内や授与物に記されています。この二股大根が二股の部分が交差したデザインで、夫婦和合・家内安全・縁結び・厄除のご利益があるというのは何というか神道っぽい大らかさですなぁ。。

堂号の「柳井堂」は境内にある「柳の井戸」からつけられました。この柳の井戸は江戸名水の一つで、この水で髪を洗えば柳の様にサラサラと美しい髪になるとのことから柳の井戸と命名されました。
柳井堂心城院

柳井堂心城院

放生池。縁起の良い亀がたくさん

放生池。縁起の良い亀がたくさん

放生池にかかる太鼓橋。擬宝珠には2015年の干支の羊

放生池にかかる太鼓橋。擬宝珠には2015年の干支の羊

ご朱印

柳井堂心城院ご朱印

昭和新撰 江戸三十三観音札所
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akajin

東京在住50代、ウォーキング、御朱印集め、写真撮影と現像、70年~80年代の少女漫画(りぼん・別マ派)、中国語学習などが趣味。
遠くない将来に愛媛に移住して下宿屋と海の家を営みながら四国八十八か所巡りをしようと画策中。

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