- 名称 金龍山大円寺
- ふりがな きんりゅうざんだいえんじ
- 住所 東京都文京区向丘1-11-3
- 宗派 曹洞宗
- 札所本尊 聖観世音菩薩
昭和初期、当時の住職が観音菩薩の霊験により難病を克服したことへの報恩や、当時の国難を打開を祈念したいとの思いから、高村光雲に仏像制作を依頼し作られた七観音=聖観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・如意輪観音・准胝(じゅんでい)観音・不空羂索(ふくうけんじゃく)観音を奉安しました。
昭和の観音たるこれら七観音は残念ながら空襲により焼失してしまいましたが、胎内仏は疎開して難を逃れていたので戦後高村光雲の弟子によって再現された七観音の胎内に戻り、現在もこのお寺に安置されています。御朱印には「七観音」と記されます。
八百屋お七を供養するほうろく地蔵があるお寺としても有名です。「炮烙(ほうろく)」とは、素焼きのふちの浅い土鍋のことです。色とりどりの千羽鶴と共に、願いを書いた焙烙が、たくさん奉納されていました。鼻から上の病気にご利益があるとか。
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