- 名称 成田山川越別院本行院
- ふりがな なりたさんかわごえべついんほんぎょういん
- 住所 埼玉県川越市久保町9-2
- 宗派 真言宗智山派
- 札所本尊 川越不動尊
- 童子 虚空護童子(こくうごどうじ)
- 公式サイト http://www.kawagoe-naritasan.net/
開創の石川照温師は農家の生まれ。数々の人生の困難に直面しさらには失明してしまい絶望して複数回自殺を図ります。しかし死にきれず、それは「生かされている」ことであると信じ、成田山新勝寺で断食行を行います。すると失われていた光が戻ってきたのです。
これにより開創は不動明王の加持力を多くの人に伝えるために諸国巡礼の旅に出ます。その旅の途中の川越で、師を慕う地元の有力者によって廃寺であったこのお寺を成田山の別院として再興しました。江戸時代末期の出来事です。
全国にある7つの成田山別院のうち、最初に別院となったお寺で、本寺の住持が住職を兼任します。
川越七福神の恵比寿様もいらっしゃいます。
境内には亀の池と呼ばれる池があり、そこには200匹以上の亀がいるそうです。これはいわゆる放正池(捕まえていた動物を自然に放す慈悲の行為)です。聖☆おにいさんでもブッダが金魚すくいを放正会のためのものだと勘違いしていました。(イエスは神にささげる生贄を売っていると勘違いしてた)だからといってここに飼いきれなくなったミシシッピアカミミガメを捨てたらいけませんよ。
大師堂には四国88か所の石碑や金色がまばゆい五鈷杵などが奉納されています。
川越のお寺としては隣接している喜多院が有名ですが、こちらのお寺も近隣の人々の崇敬を集めていて、特に由緒から目の病気や視力回復に効果があるとされ、境内には「め」の柄の絵馬がたくさん奉納されていました。
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