- 名称 玉嶹山総願寺寺
- ふりがな ぎょくとうさんそうがんじ
- 住所 埼玉県加須市不動岡2-9-18
- 宗派 真言宗智山派
- 札所本尊 不動ヶ岡不動尊
- 童子 吉祥妙童子(きちじょうみょうどうじ)
- 公式サイト http://www.souganji.com/
成田山新勝寺、高幡不動尊と並ぶ関東三大不動の一角(諸説あり)。ご本尊の不動明王は滋賀にある三井寺の開創である智証大師円珍作とされています。元々は光孝天皇が病気平癒の祈祷を円珍に行わせ霊験あらたかだったことから、円珍に命じて彫らせた不動明王です。
しばらくは京都の御所にありましたが、有事に際して武蔵の地に移されました。しかし利根川の荒れ狂う武蔵の地で後年洪水に流されてしまいます。しかし、利根川に近い現在の地に流れ着き、現在に至っています。
開運、商売繁盛、火防にご利益があるとされています。
このお寺の住所は埼玉県加須市不動岡ですが、元々は「岡村」という地名でした。お不動様が流れ着いたことから不動ヶ岡村となり、現在の地名に繋がっています。
また、このお寺の参拝客にふるまわれた地粉を使ったうどんは「加須うどん」と呼ばれ、最近はまちおこしの一環として加須手打うどん会が食べ歩きスタンプラリーなどを開催しています。県民ショーでも紹介されていましたね。武蔵野地域のうどんらしく、地粉の素朴な風味とコシの強い麺を真っ黒なおつゆでいただく、埼玉出身の私にとってはまさにソウルフードとも呼べるうどんです。
コメント