関東三十六不動霊場三番札所∥成田山横浜別山延命院

関東三十六不動霊場
  • 名称 成田山横浜別山延命院
  • ふりがな なりたさんよこはまべついんえんめいいん
  • 住所 神奈川県横浜市西区宮崎町30
  • 宗派 真言宗智山派
  • 札所本尊 野毛山不動尊
  • 童子 不動恵童子(ふどうえどうじ)
  • 公式サイト http://yokohamanaritasan.com/
  • 別名 横浜成田山

成田山新勝寺の横浜別院。幕末の開国で寒村から一気に国際都市となった横浜に流れ込んできた諸国の人々のうち、成田山新勝寺を崇敬する人々の願いによって明治三年成田山新勝寺の遥拝所として始まりました。札所本尊の野毛山不動尊は成田山新勝寺の塔頭寺院である観音院の不動明王を遷座したもので、元々は徳川家代々の秘仏でした。

現在の寺地は実業家にして「高島易断」で知られる高島嘉右衛門の寄進によるものです。戦災で本堂は全焼しましたが、昭和29年に再建されました。

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その本堂も年月とともに老朽化し、訪れた平成27年9月は開創145年の新本堂建立の終盤にさしかかっていて、内装工事に入っているということです。工事が終わってから行こうと思っていましたが、関東36不動尊巡礼も終盤にさしかかっていたので、工事中を承知で行ってきました。お参りは境内手前の道の途中にある雑居ビルの一階にある仮本堂で行いましたが、お不動様を間近で見ることができて、返って良かったような気がします。

仮社務所

仮社務所。一階の奥にお不動様がいらっしゃいます

一年前の平成26年の台風による豪雨で、この工事現場で悲しい事故も起こりました。写真を見るとわかるようにこのお寺はものすごい傾斜地にありますが、新しい本堂はバリアフリーになるそうです。本堂の前までは入れるので行ってみたら、みなとみらいと横浜の海を見渡せる景色の良い場所でした。

仮社務所から工事中の本堂を見上げる

仮社務所前の道から工事中の本堂を見上げる

下はもう少し寄った写真。懸崖づくりのようになった部分はガラス張りで青空が映り込んでいます。その下の岩を模したコンクリードが圧巻。石段部分もバリアフリーになるのでしょうか?

本堂

本堂。

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御朱印

3野毛不動尊御朱印

関東三十六不動については関東三十六不動霊場巡礼のプロローグはウンチクからをご覧ください。

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