石垣島鍾乳洞と八重山鍾乳洞をハシゴしてみた

旅行

石垣島鍾乳洞および八重山鍾乳洞は日本最南端にして一番成長の早い鍾乳洞です。私の石垣への旅行歴約15年、通算訪問回数20回を超えて今更ですが、2014年夏に初めて石垣島鍾乳洞と八重山鍾乳洞に行ってきたのでそのレポートをお届けします。

市街地からタクシー1,000円以内で行ける鍾乳洞

今更ながら鍾乳洞に行こうと思ったのは、ホテルに置いてあったパンフレットに書かれていた「鍾乳洞のイルミネーション」が刺さったから。ほの暗い鍾乳洞の中で光を放つ鍾乳石はきっと幻想的に違いない、それを写真に収めてやろうじゃないかと思ったわけです。この時点で賢明な方はお気づきだと思いますが、私の想像はまったくもって間違っていました。その理由は後述。

もう一つの理由として石垣島の空港が新しくなったことがあります。石垣島は2013年に空港が新しくなってから、飛行機路線や本数が増えて内地から行きやすくなったのですが、その代わり市街地から空港が遠くなりました。それまでは帰る当日でも夕方の飛行機に乗るならば、午前中はマリンアクティビティに出かけることも可能でしたが、空港が遠くなったのでそうもいかず、帰りの日にちょっと時間を持て余してしまったというわけです。鍾乳洞だからきっと涼しいに違いないというのも理由の一つです。

石垣島鍾乳洞は、市街地から少し山に入ったところにあります。行き方としては市街地の多くのホテルが備えている無料自転車でもいけないことはありませんが、上り坂があるのでタクシーが良いかも。730交差点やユーグレナーモールあたりからだったら1,000円かからずに行けますよ。(2014年当時)

撮りたい気持ちと撮れない事情のせめぎあい

石垣島鍾乳洞は石垣の高温多湿な環境により日本一早く成長する鍾乳洞だとか。内部は思ったより涼しくありませんでしたが、様々な形の鍾乳洞があり大いに撮影心をそそられました。

しかし撮影には過酷な環境でありました。

  • オートフォーカスが効かないほど薄暗い
  • 老眼の身ではマニュアルフォーカスも辛い
  • 当然ながらシャッタースピードが落ちるのでブレる

そんな撮影にやさしくない環境のもと、頑張って撮った中で比較的修正がしやすかったましな数枚をアップします。本当は高倍率レンズで解放絞りで鍾乳石の一部をドアップで撮りたかったんですが、そうでなくてもブレやすいのに高倍率だったら尚更ぶれちゃうので断念。

観光クルーズ船が寄港する日は賑やかな話し声が鍾乳洞にこだまする

さらに途中から豪華客船でやってきた外国人観光客がオプショナルツアーでやってきて、しゃべりまくる旅行の感動を声に出して伝え合う声が鍾乳洞の中でエコーとなり、静かさや神秘さのかけらもない鍾乳洞体験となってしまいました。いや、これは鍾乳洞に何の罪もないのですが、何だかじっくり見る気がそがれて鑑賞もそこそこに出てきてしまいました。

ええ、立派な鍾乳洞でしたよ

ネガティブな感想が先行しましたが、鍾乳洞自体は大規模なもので(全長3.2キロ・見学コース660メートル)、きゃつらかの人々と行きあわなければもう少しじっくり見たかったです。

ちなみに楽しみにしていた「鍾乳洞のイルミネーション」ですが、私の妄想によれば鍾乳石が様々の色に発光しているはずだったんですが、トーゼンながら鍾乳石自体が発光しているはずもなく、「鍾乳石にさまざまな色のライトを当てている」というのがオチでした。

このライトのせいで鍾乳石のディティールが飛んでしまい、ただの石に見えて逆効果でした。要は、素材は素晴らしいので素材そのものをゆっくり静かに見たかったということです。ええ、八月ですもの。某国の豪華客船の寄港日ですもの。この日に行ったのはこちらのミスでございました。もしまた石垣島に行ったら、団体客が来ない日を選んで撮影目的で再チャレンジしたいと思います。

鍾乳洞のエキスパートが経営する鍾乳洞

この石垣島鍾乳洞を経営しているのは、那覇に本社を置く株式会社南都という会社で、玉泉洞を筆頭に沖縄本島で3つの鍾乳洞およびカルスト地の経営をしている、いわば沖縄における鍾乳洞のエキスパートともいえる会社でした。

石垣島ではこの鍾乳洞の他にも北部にある有料ビーチ「サンセットビーチ」も経営しています。

問題の八重山鍾乳洞、その実態とは…

この石垣島鍾乳洞を出て少し山側に行くと「八重山鍾乳洞」があります。ここは「八重山自然村/八重山鍾乳洞・動植物園・薬草園」が正式名称の施設で、せっかくだからここにも行ってみました。

このページにたどりついた方は「八重山鍾乳洞」というワードで検索された方もいらっしゃると思いますが、「八重山鍾乳洞」でググると結構ネガティブな表記が並んでいて、怖いもの見たさでいらしてくれたのかもしれません。

ええ、動機はどうであろうとご来訪ありがとうございます。次の段落からの紹介文は皆様の好奇心を満足されられるかどうか、ちょっとドキドキしています。

追記:今2018年12月ですが、以前あったかの施設の公式サイトが閉鎖されていました。なぜ閉鎖されたのか、「八重山自然村/八重山鍾乳洞・動植物園・薬草園」の現在はいかに…。
時間を作って調べてみたい。そして調べたら惜しまずココで報告します。
逆にご存知の方がいらっしゃったら情報ください。

私が2014年夏に何の予備知識もバイアスもなく八重山鍾乳洞を訪れたときのレポート

この施設はオーナーのこだわりと言うかポリシーが前面に出た感じの施設でした。先に行った石垣島鍾乳洞とは打って変わって我々が訪れたときは、敷地内で一人のお客さんとも行き会いませんでした。ナイチャーと思われる受付のお姉さんは愛想が良い方で、あまりのガラーーーーンっぷりに人恋しそうだったので、しばし最近の石垣島観光事情についてゆんたくしました。

鍾乳洞の入り口からは、さっき行ったばかりの石垣島鍾乳洞の建物が間近に見えました。当然考えられるのは鍾乳洞自体は同じもので、各々の土地内に入口を付け各々の地下部分を整備したのだろうということです。

鍾乳洞内部は石垣鍾乳洞よりは小さく、その分ワイルド感がありました。色とりどりのライトはオーナーのポリシーでしょう。それにつけても、素材は素晴らしいので素材そのものをゆっくり静かに見たいものですなぁ。(しつこい)

八重山鍾乳洞を要する八重山自然村のネットでの評判がアレなのは、動物園内の動物も含めて設備のケアがまったく行き届いていないことが大きな理由のようですね。

島北部にもある観光鍾乳洞、サビチ洞鍾乳洞

余談ですが石垣島北部には「サビチ洞鍾乳洞」という観光鍾乳洞があり、ここは「海に抜けられる鍾乳洞」とか「大ウナギが住んでいる鍾乳洞」で有名です。我々も10年以上前に一度行ったことがあります。

その時は小学生の息子も一緒でした。サビチ洞鍾乳洞の売店で売られている各種貝を見ていた息子が巨大なホラ貝が気に入り大いに欲しがったので、高かったけどしぶしぶ買ってやりました。壊れ物ゆえバスタオルでぐるぐる巻きにして持って帰り、しばらくは息子の山伏ごっこの大事な小道具になったのち、三度に及ぶ引越し時の仕分けをかいくぐり今でも我が家に飾ってあります。

追記:その後さらに引っ越しをしまして、その時もこのホラ貝は我々とともに転居しました。

おまけ:台湾からクルーズ船でやってくる人たちが石垣島で必ず寄るという人気スポットとは?

石垣島鍾乳洞に行く途中のタクシーで運転手さんと話したのですが、石垣島鍾乳洞で遭遇した豪華客船のお客さんたちが上陸後真っ先に向かうのはドラッグストアらしいです。フェリーターミナルで客待ちしているタクシーに乗り、マックスバリューに行くのだそうです。

コメント