昭和新撰江戸三十三観音霊場5番札所∥新高野山大安楽寺

昭和新撰 江戸三十三観音札所

新高野山大安楽寺

  • 名称 新高野山大安楽寺
  • ふりがな しんこうやさんだいあんらくじ
  • 住所 東京都中央区日本橋小伝馬町3-5
  • 宗派 高野山真言宗
  • 本尊 十一面観世音菩薩

徳川幕府の牢獄や処刑場があった伝馬町。明治になり監獄は市ヶ谷に移りましたが、高野山で修業し江戸に布教にやってきた僧はこの場所にたびたび火の玉を見ます。そして非業の死を遂げた吉田松陰をはじめとする勤王の志士などの人々を弔い、さらに元監獄ゆえに荒れ果てたこの場所にお寺を建てることによって淨地に導こうと勧進をします。

結果、大倉喜八郎(帝国ホテルの創立者)および安田善次郎(安田財閥の祖)などの賛同を得て堂宇の創建に至りました。
当時の敷地は現在隣接する区立十思公園も含まれていたそうです。

その後、関東大震災により創建当時の堂宇は焼失しましたが、昭和初期に現在の規模で再建されました。

山門

山門

伝馬町処刑場跡の碑

伝馬町処刑場跡の碑

本堂

本堂

新高野山大安楽寺

新高野山大安楽寺

本堂前に置かれた石の下には、インド、ネパール、中国などの仏教の聖地の砂が埋められています。これはこのお寺のご住職や副住職が直接当地に赴き採取したものです。

仏教聖地の砂の説明

仏教聖地の砂の説明

ご朱印

新高野山大安楽寺ご朱印

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