奥州藤原氏によって壮大な伽藍が築かれたという毛越寺は、その後の火災等により現在はその姿を見ることはできません。平等院鳳凰堂のような本堂の前に池を配した浄土式庭園を持ったこの伽藍は自分の頭の中で想像するしかないのです。
よく観光案内のパンフレットに登場する大泉が池のほとりに立ち、想像の翼を広げてみましょう。私の様に想像力が無いと結構現地で拍子抜けしてしまうかもしれません。世界遺産に登録された以上、これから復元するということも無いでしょうからね。
もしできたら、その場で特殊メガネかけるとCGで当時の様子が見られるなどという仕掛けがあると良いと思うのは、きっと私だけではないと思います。
国内&海外ホテル予約『トリバゴ』
本堂にはご本尊阿弥如来と脇侍の日光菩薩・月光菩薩の典型的な薬師三尊が安置され、その周りを四天王(増長天・広目天・自在天・多聞天)が囲んでいます。
ここの境内に「延年茶」というお茶が売られていました。いわゆる野草を主体にした健康茶で、業者の商品ではなくお寺が直接販売しています。ネット通販もあります。
毛越寺データ
- 名称 医王山毛越寺
- ふりがな いおうさんもうついじ
- 住所 岩手県平泉町字大沢
- 宗派 天台宗
- 本尊 阿弥陀如来
- 公式サイト http://www.motsuji.or.jp/
- 札所 奥州三十三観音番外/四寺回廊
コメント