• 名称 泰叡山瀧泉寺
  • ふりがな たいえいざんりゅうせんじ
  • 住所 東京都目黒区下目黒3-20-26
  • 宗派 天台宗
  • 札所本尊 目黒不動尊
  • 童子 利車毘童子(りしゃびどうじ)
  • 公式サイト http://park6.wakwak.com/~megurofudou/

時は平安時代初期、下野の国(栃木)で仏教を学ぶ15歳の少年は、唐から最澄が帰国したので、師と共に比叡山に向かっておりました。その道すがら、まさしく目黒に立ち寄った夜に不思議な夢を見ました。青黒く恐ろしい表情で、剣と縄を持った神様が現れ「私はこの場所に降り立って禍を断ち切り平和な世界にしようと思う。私を拝みに来た人にはその願いをかなえてやろう。」と告げたのです。
目覚めた少年は、夢に見た神様を像に刻み、その地に安置しました。

時は流れ、少年はえらいお坊さんになりました。そして、さらなる修行を積むため唐に渡ります。そして唐のあるお寺で何と少年のころ夢に現れた神様に出会いうのです。それが不動明王でした。

帰国したお坊さんは、少年の日に刻んだ仏像をおまつりするお寺を建てようと目黒の地を訪れます。そして持っていた杖で地面を一突きするとたちまち清浄な水が沸き出したので、この地を清浄の地としてお不動様をお祀りするお寺の場所に決め、お不動様を手厚くお祀りしました。このお坊さんの名前は慈覚大師・円仁。最澄の高弟で天台宗第三代座主です。

目黒不動尊由緒書

目黒不動尊由緒書

という縁起を持つ目黒不動尊は、目黒区、目黒駅の名付けの元であり、関東最古の不動霊場ともいわれ、日本三大不動の一つです。円仁による「独鈷の滝」は山門をくぐって左手にあり、そこにも不動明王の石像があります。例の円仁がその存在を知らずに彫ったと言われるご本尊は秘仏で、12年に一度の御開帳です。

独鈷の滝に立つ石像不動明王

独鈷の滝に立つ石像不動明王

広々としてたくさんのお堂が立ち並ぶ境内は江戸時代に将軍の庇護を受けて「目黒御殿」と言われた時代をしのばせます。(ちなみに「目白御殿」は元首相田中角栄の邸宅です。このあたりにかつて目白不動尊があったというのも面白い対比ですね。目白不動尊については関東三十六不動霊場十三番札所∥大聖山東朝院南谷寺をご覧ください。

目黒不動尊が安置される本堂。傾斜地を利用して清水寺のような懸崖作りになっている

目黒不動尊が安置される本堂。傾斜地を利用して清水寺のような懸崖作りになっている

龍泉寺は江戸新選三十三観音霊場にもなっています。そちらのレポートもありますので、よろしかったらご覧ください。昭和新撰江戸三十三観音霊場33番札所∥泰叡山瀧泉寺

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御朱印

18目黒不動尊御朱印

美しく堂々とした楷書の筆跡。ご朱印は山門を入って右手の寺務所でいただきます。