- 名称 大聖山東朝院南谷寺
- ふりがな とうちょういんなんこくじ
- 住所 東京都文京区本駒込1-20-20
- 宗派 天台宗
- 札所本尊 目赤不動尊
- 童子 伊醯羅童子(いけいらどうじ)
目黒不動、目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動からなる江戸五色不動の一つ。この五色不動を定めたのは徳川家康のブレーン天海僧正との説もありますが、その中でも、白・黒・赤は三不動と呼ばれています。南蔵院の開創は江戸時代初期で、元々は千駄木にあり、そこに至る坂道は不動明王にちなんで不動坂や、不動堂にちなんだ堂坂と名付けられました。現在は「動坂」となっています。ここからは縄文時代の貝塚も発見されています。
同じ三不動でも目黒・目白は駅名にもなっているのに赤はちょっとマイナーだなと思っていたら、坂にその名を残していたんですね。
現在の南谷寺は徳川家光によって与えられた地だそうで、このあたりはびっくりするほどのお寺ストリートです。ここら辺のお寺は明暦の大火後に移ってきたものも多いようで、いわゆる中山道付近にあり、お寺の再建がてら江戸の警護も兼ねていたのではないでしょうか。
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