昭和新撰江戸三十三観音霊場番外札所∥龍吟山瑞林院海雲寺

昭和新撰 江戸三十三観音札所
  • 名称 龍吟山瑞林院海雲寺
  • ふりがな りゅうぎんさんずいりんいんかいうんじ
  • 住所 東京都品川区南品川3-5-21
  • 宗派 曹洞宗
  • 本尊 十一面観世音菩薩
  • 公式サイト http://www.sentaikoujin.com/index.html
  • 別名 品川千躰荒神(せんたいこうじん)
神龍吟山海雲寺

山門

開基は建長3年(1251)僧不山(そうふざん)によるもので、当初は臨済宗でしたが江戸時代に曹洞宗になりました。ご本尊の十一面観世音菩薩は設立当時のもので、仏師春日の作といわれています。

海雲寺縁起、千躰荒神王について詳しく書かれています。

海雲寺縁起、千躰荒神王について詳しく書かれています。

別名「品川千躰荒神」の由来でもある鎮守の千躰三宝大荒神王は竈の神様・火と水の守護神→台所の神様、台所に祀れば一切の災難を除き、衣食住に不自由しないとされています。

こちらに祀られている荒神王は元は九州熊本天草の荒神ヶ原にあったもので、鍋島甲斐守直澄に篤く守護の後、こちら勧請したのだそうです。以来人々の信仰を集め、そのご利益か度重なる江戸の火事からお寺を守ってきたとされ、鎮火防火の神様にもなりました。

お参りに行った時も、御朱印をお願いすると由緒書と共に火の用心のお札をくださいました。家庭内では一番火を使う台所に貼るのがよろしいようです。

例大祭や縁日などの行事に加えて「火の神様」らしく「ふいご祭り」が毎年11月8日に行われ、工場やボイラーの安全祈祷が行われます。

神龍吟山海雲寺

千体荒神奉納扁額

神龍吟山海雲寺

奉納扁額の解説

神龍吟山海雲寺

山門の扁額

神龍吟山海雲寺

鐘楼

神龍吟山海雲寺

えんの行者

神龍吟山海雲寺

本堂

 

ご朱印

龍吟山瑞林院海雲寺ご朱印

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