昭和新撰江戸三十三観音霊場2番札所∥江北山宝聚院清水寺

昭和新撰 江戸三十三観音札所

江北山宝聚院清水寺

  • 名称 江北山宝聚院清水寺
  • ふりがな こうほくざんほうじゅいんせいすいじ
  • 住所 東京都台東区松が谷2-25-10
  • 宗派 天台宗
  • 本尊 千手観世音菩薩
  • 公式サイト http://www.seisui-ji.or.jp/

西暦829年、世の中にに疫病が流行りこれを悲しんだ天皇は、当時の天台宗座主慈覚大師に疫病退散の祈願を命じました。大師は自ら京都清水寺のご本尊千手観音にならって千手観音を刻み、今の千代田区平河町の地に寺院を開いて千手観音を奉安しました。これがこちらのお寺のはじまりです。
ちなみに読みかたは「せいすいじ」です。寺号は音読みが多いので「きよみずでら」の方が例外的な読み方といえるでしょう。

その後徳川家康の江戸入府による江戸城修復のため馬喰町に移り、さらに江戸時代の振袖火事の後、現在の場所に移りました。

現在このお寺が建つ場所は、すっかり観光地としても有名になった「かっぱ橋道具街」です。上野と浅草の間に位置し、飲食店用の道具・材料店に加え仏壇・仏具店も多いこの地域は江戸・東京の下町情緒が色濃く残っています。

現在の堂宇は平成9年に建て替えられた真っ白でモダンな寄棟のお堂です。お参りをお願いすると本堂に上げてくれます。納経も直接自分でします。
江北山宝聚院清水寺

本堂には寺務所から入ります

本堂には寺務所から入ります

ご朱印

江北山宝聚院清水寺ご朱印

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