西国三十三観音、坂東三十三観音、そして秩父三十四観音。トータルで100の日本百観音の結願寺である日沢山水潜寺にとうとうやってきました。三十三番から札立峠を越えて・・・

33番菊水寺を出て、途中道の駅龍勢開館のベンチを拝借してお昼休憩。そこから県道と平行に走る裏道(アスファルト)をテクテク歩きます。ここまではしごく順調。そして馬頭観音をおまつりする立派なお堂がある場所から脇道に入ると、ズンズンと上り坂になります。ただ、まだここはアスファルトです。

ところどころ苔むしたアスファルトの道を登っていくと、ついに札立峠に入る分岐に出ます。立札に「34番水潜寺まで一時間半」と書かれている場所からは、ほっそーい踏み分け道のような道が伸びています。ここで一応の用心としてiphoneで音楽スタート。熊鈴代わりですな。

札立峠はリアルガチな山道でした。正直言ってハイキング道程度とタカをくくっておりました。最初飛ばし過ぎちゃったのか、足はともかく息がつらい。道も気を付けないと滑落しそう。心の中で「もうすぐ結願」と唱えながら進みます(声出すともっと息切れるからね)

この日我々はトレランシューズを履いていましたが、スニーカーじゃだめですよ。この道は。
ちなみに何で走りもしないのにトレランシューズかというと、スニーカー以上トレッキングシューズ未満の道はトレランシューズが有効とネットで読んだもんで。

最近気に入っているレキシのセカンドアルバム「レキツ」を聞きながらゼイゼイと山を登り、曲目が「かくれキリシタンゴ」に変わったあたりで峠の頂上に到着。

ここからの下りも結構激しいものでした。傾斜が急、岩がゴロゴロ、ぬかるみあり、倒木あり。元々私は階段を走って下れない、下りのエスカレーターに足を載せるとき必ずキンチョーするという下りが苦手な(というかコワイ)体質なので、正直結構怖かったです。

そんなこんなで水潜寺のお堂の屋根が見えてきたときは達成感デカかったですわ。

ご本尊の千手観音の代わりにバス停から上がってくる坂道にあった千手観音の石仏を。

ご本尊の千手観音の代わりにバス停から上がってくる坂道にあった千手観音の石仏を。

にったくさんすいせんじ,曹洞宗,埼玉県秩父郡皆野町下日野沢3522,千手観世音菩薩,秩父三十四箇所観音霊場34

本堂

さあ!結願です!2年越しで結願しました。
こちらのお寺では結願証も売られて(1000円也)いるのですが、諸々の事情から日付と名前は入れてもらえません。なので結願の記念に札所の名前が記されたメダルを購入しました。結願した人だけしか持っちゃいけないヤツですよ。

境内にあった日本百観音の看板。秩父34か所を徒歩で回ると大体100キロくらいだそう。

境内にあった日本百観音の看板。秩父34か所を徒歩で回ると大体100キロくらいだそう。

納経所でご朱印をしてくれたお寺の方は荒川良々似の気さくな方で、我々が札立峠を越えてやってきたとお話しすると、「鈴かラジオつけてくださいね」とアドバイスしてくれました。でももう峠越え終わったんですけど。そして我々はその言葉で山道で音楽をMAXボリュームで垂れ流していたのは間違いじゃなかったことを知ったのでした。

実はこの水潜寺、お寺入口の真ん前に秩父鉄道皆野駅に行く皆野町営バスが走っているのですが、このバスが一日数本というローカルバス。
実際に峠越えにどのくらい時間がかかるかわからなかったので、上手くバスの時間にあたるか運次第と覚悟していました。案の定次のバスにはまだ一時間以上あるので、もういっちょ根性出して皆野駅まで7キロ歩いて戻りました。

おまけ。皆野駅で撮った写真

秩父鉄道皆野駅

夏から秋にかけて、秩父鉄道の蒸気機関車がガリガリ君エクスプレスになったらしい

秩父鉄道皆野駅

皆野駅ホーム。昭和の駅ってみんなこんなでしたね

御朱印

chichibu_shuin34